香肌文庫 第28回 一白水性 2008年はどんな年?
少し丸まった厚いカレンダーを掛けるといよいよ新年という感じです。今ではカレンダーもおしゃれになりましたが、昔からある暦カレンダーも見やすくていいものです。
さて、暦を見ると平成二十年 戊子 一白水性とあります。子は十二支のねずみ歳というのは誰もが知っていますが、一白水性って何だと思いますか?「第一回東洋医学の方程式」を見て下さい。表の一番上の段に五行とあり木火土金水と並んでいます。表の五季と対応させると木=春 火=夏 土=土用 金=秋 水=冬となります。一白水性はこの中の水=冬に当たります。
例えば冬になると植物は枝葉を枯らして地中深く根にエネルギーを集中させ、春が来る準備をしています。この姿を一白水性と言います。
これを応用して考えると、一白水性の年である平成二十年は、表立った変化というのはないが内々に何か新しい計画が進められていくとか、悪い例ではテロなど姿を現さない闇の事件が起きやすいなどと予測することができます。またこの年に生まれる人は、表面には見せませんが心底は慎重で考え深い性質を持っています。
前回の「風邪を引かない方法」でも説明しましたが、腎臓はこの一白水性に相当しています。春を待つ地中の根の如く体の深い所でコツコツと働いています。季節では冬に最も力を発揮し、一日では夜眠っている時に朝起きるための準備をしてくれています。自然の変化も我々の人体も同じ法則で成り立っているのです。
人体が小宇宙と呼ばれる所以です。
第28回香肌文庫 2007.12.1
さて、暦を見ると平成二十年 戊子 一白水性とあります。子は十二支のねずみ歳というのは誰もが知っていますが、一白水性って何だと思いますか?「第一回東洋医学の方程式」を見て下さい。表の一番上の段に五行とあり木火土金水と並んでいます。表の五季と対応させると木=春 火=夏 土=土用 金=秋 水=冬となります。一白水性はこの中の水=冬に当たります。
例えば冬になると植物は枝葉を枯らして地中深く根にエネルギーを集中させ、春が来る準備をしています。この姿を一白水性と言います。
これを応用して考えると、一白水性の年である平成二十年は、表立った変化というのはないが内々に何か新しい計画が進められていくとか、悪い例ではテロなど姿を現さない闇の事件が起きやすいなどと予測することができます。またこの年に生まれる人は、表面には見せませんが心底は慎重で考え深い性質を持っています。
前回の「風邪を引かない方法」でも説明しましたが、腎臓はこの一白水性に相当しています。春を待つ地中の根の如く体の深い所でコツコツと働いています。季節では冬に最も力を発揮し、一日では夜眠っている時に朝起きるための準備をしてくれています。自然の変化も我々の人体も同じ法則で成り立っているのです。
人体が小宇宙と呼ばれる所以です。
第28回香肌文庫 2007.12.1