肩甲骨の痛み・凝り
結果的には棘下筋という肩甲骨の裏に付着して脇や背中の方にちよっことだけ顔を出している筋肉が凝ってしまうのですが、この筋肉は普通の労働が原因で凝ることは少なく、食事の内容や精神疲労から来る場合が多いのです。
右側に症状がある場合は数日前にフライや天ぷらなど油っこい食事をしている場合が多く、左側の場合は寿司など生物を食した後に起こりやすくなります。
いずれもそれぞれの消化に負担のかかった胆のうや膵臓からの反射痛と考えられます。
抵抗力の落ちている時に食すと出やすいようです。
精神疲労から来る場合は左側が多いように臨床上感じています。
右と左では原因も違いますが、いずれも手足のツボを使って軽快させることができます