肩凝りについて
肩凝りは硬いか柔らかいかより感じるか感じないかで決まりそうです。
それではどういう時に自覚症状として感じるのでしょうか? これはどうも筋肉よりも浅い皮膚の緊張状態で決まるようです。もちろん筋肉も硬いより柔らかい方が良いのは言うまでもありませんが、それだけでは自覚症状につながらないようなのです。肩の筋肉は健康な人でも正常な張りがあり、グニャグニャということはありません。鍼治療も硬い筋肉めがけて刺してもあまり効果はなく、むしろ数ミリの浅い鍼をした方がずっと効果的です。マッサージでも強い力でやると爽快感はあってもかえって逆効果となるようです。つまり筋肉よりも皮膚の緊張を消失させることが楽にしてあげるポイントと言えます。
次に肩凝りが起こる原因ですが、現代社会ではストレス性のものが圧倒的に多くなっています。
例えば肩が凝るような仕事内容でもそれを楽しいと感じたり、居心地の良い職場だと不思議に肩凝りを感じません。生活のためやむ得ない仕事だったり、職場の雰囲気が悪いと仕事内容に関係なく肩凝りが起こりやすくなります。