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疳の虫って何?

カンムシ(疳の虫)とは特定の病気を指すのではなく、生後3カ月~5才位までの子供が引き起こす様々な症状に対する俗称です。
主な症状は夜泣き、奇声、咬みつき、よく泣く、などです。食欲低下や便秘、発熱などの症状となって表れる場合もあります。
原因としてはこの時期に脳が急激に成長するためと言われています。
未知の体験を多くして知恵が付き、脳神経が疲労するためと考えられます。感受性の強い子に多く見られます。

東洋医学的に考えますと、成長期には肝機能が旺盛になるのですが、肝が主る感情は「怒り」としています。つまり旺盛となって発散できない肝の余力が疳の虫となって現れると考えられます。肝の余力を散らすツボ刺激をすると落ち着くことからもこの事がうなづけます。疳の虫=肝の虫と言えます。

疳の虫は成長過程であって病気ではありません。大きくなるにつれ落ち着いてきますが、小児鍼をすることで機嫌も良くなりグッスリ眠れる日も増えます

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