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香肌文庫 第58回 七赤金星 2011年はどんな年? 

一年に春夏秋冬があるように人生にも春夏秋冬があります。下積み苦労の冬、芽が出て才能を発揮させる春、地位と名誉を得る夏、そして財を築き趣味などで楽しく余生を過す秋が来ます。
平成二十三年の星である七赤金星はこの秋に相当します。一見楽しそうな年になりそうですが、裏には枯れる・老いる・衰えるの意味があります。最近の世相から予想すれば裏の意味の方が強く出そうです。景気の回復等あまり期待できそうにありません。もちろん頑張ってきた人は実り・収穫の秋となることでしょう。 
皆さんはどんな秋を迎えるのでしょうか。
この七赤金星の年に生まれた人は古い物や老人を尊重したり、昔を懐かしむ気持ちを強く持っています。また苦より楽を求める気持ちがやや強く、仕事より趣味娯楽に生き甲斐を感じる人も多くいます。これらは全て老成された秋の大気現象によって生じます。窒素の多い大気です。また秋には発酵・熟成の意味もありますが、七赤金星生まれに酒好きの人が比較的多いのも面白い一致です。

七赤金星は内臓では肺に相当し、秋に旺盛に働きます。呼吸は肺と皮膚が担当しますが、夏に活発だった皮膚呼吸も秋になり空気が冷えて乾燥してきますと、体温を保持するために皮膚の窓を閉め肺呼吸が主体となります。このときカサカサ肌となります。年齢的には人生の秋である老人期になると肺が主体的に働きます。このため老人はカサカサの肌をしています。カサカサ肌は冷気から体を守るためある程度必要なのです。
女性の方、カサカサ肌あまり嫌わないで下さいね。そして迎える新年はしっとりと潤いありますよう祈っております。

第58回香肌文庫 2010.12.1

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