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第234回 話すは離す

鍼灸の診断では「出るを虚、出ないを実」とします。この虚実は病症と体質を表し、例えば虚の「出る症状」は主に下痢、頻尿で虚弱体質の特徴であり、実の「出ない症状」は便秘、少尿で実強つまりスタミナある人の特徴となっています。
また「出るを虚、出ないを実」はその人の口数も表しており、口数が多い人は虚弱、少ない人は実強といえます。色々と事細かに不調を訴える人、大げさに騒ぐ人は虚弱なのですが、よく不調を訴える割には重篤な病にはなりません。反対に実強の人は肝心な事を言うだけであまりしゃべりませんが、よく診ないと重篤な病が隠れている場合があります。無理が利くためよほど悪化しないと病院には行きません。
病も運勢も同じで、強い人は病も災も大きく、弱い人は小さく起こります。神様は平等ですね。それでも強弱関係なく病災難は小さいに越したことはありません。

話しは変わりますが、先月7月5日大災難の予言、何も起こらなくて良かったですね。
経済学者が株でボロ儲けできないのを見て分かるように、私は科学的根拠がないと一蹴される予言より地震学者の方が信用できるとは思っていません。なので当日は何も起こらないことを密かに祈っていました。
それにしても今回の大災難の予言は最初から起こり得ないことだったのか、それとも迫っていたものが消滅もしくは縮小してしまったのか、もし後者のように迫っていたものが消滅縮小したのであればどのような事が考えられるのでしょうか。

よく運勢は変えられるけど宿命は変えられないと言いますが、そんなことはありません。
このブログでも度々説明しているように働き(陽)が形(陰)を作ります。行動で変化する運勢は陽、固定化された宿命は陰です。つまり運勢を変えれば宿命も形を変えられるわけです。
大災難が迫っていたのに消滅してしまう要因の一つとして「世界中が大騒ぎした」ことが考えられます。
西洋(現代)思考の「常識人」に言わせると「人の大騒ぎと地殻変動が関係するかアホ」となります。
西洋思考と東洋思考の根本的違いは、西洋思考は自然:人間、東洋思考は自然=人間であることです。ここから宗教ひいては医学に相違が生じてくるのです。(西洋も元々は自然=人間でした)古代人は人の行動が自然に反映することを如実に感じていました。
人々が話題にして大騒ぎすればエネルギーが漏れます。拍子抜けや名前負けの原理です。祭りや花火の起源が災難除けだったことも頷けます。
先に説明した虚弱の人も、よく話しよく騒ぐため負のエネルギーが発散され、何事も大事に至らないということが考えられます。
例えば心の病を持つ人がカウセリングしてもらって元気になります。西洋思考だと適格なアドバイスによって思考法が変わり、脳内ホルモンの分泌がどうのこうのとしますが、そんなことは二の次です。元気になった最大の要因は「話した」ことです。名カウンセラーは吐かせ上手な先生です。「話すは離す」ということを良く知っています。

ただし、この法則が通用しないこともあります!!それは今の猛暑ですι(´Д`υ)アツィー
みんなが暑い暑い暑い暑いと大騒ぎしているのに増々暑くなるのです… 暑中お見舞い申し上げます。

第234回香肌文庫 2025.8.1

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