香肌文庫 第206回 診察と人相学⑤～鼻と口
マスク生活が当たり前になってしまい、外していいと言われても顔をさらけ出すのが恥ずかしくて抵抗がある人も多いようです。こんなことから世間ではマスクのことを「顔パンツ」とも呼んでいますが、すごく的を得たネーミングだと思います。なぜなら人相学で鼻と口は男女それぞれの性器を表しているからです。隆起した鼻を易学では「艮」といって男根に相関し、唇は「兌」といって女性の性器に相関するとしています。ですから鼻と唇を見ればその人のおおよその大きさや形状が解ってしまうのです。また、性に対する傾向も表しており、男性なら大きくがっしりした鼻の持ち主は精力も強いです。女性は唇が薄かったり口が小さいと淡白であり、唇が厚く大きな口の人ほど開放的で情熱的となります。
病気の診察としては、泌尿器系、生殖器系の病があるとこれらの部分の血色が悪くなったり、傷やあざなどがあるとこれらの系統に先天的に問題があるとみます。
さらに鼻と口は財運も表しており、大きくがっしりした鼻は不動産的財運があり、大きくて締まりのある口の持ち主は現金的財運があります。しかし大きくても締まりがない口や鼻孔が前を向いている鼻は入ってもすぐに出て行ってしまいます。反対にスマートな鼻や控えめな口を持つ人はどちらかといえば精神的思考の人であまり財運はありません。財運は稼ぐ力であり、それは頭脳ではなく精力に比例することが分かります。主従関係も精力の強い者が上に立つようになっているのが自然の摂理です。
さて、4月に入りマスク装着も緩和されるようですが、こんな話聞かされたらますますマスク外せなくなってしまいますね…。すいません。
第206回香肌文庫 2023.4.1
