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香肌文庫 第171回 男性の眼と女性の眼

二回にわたってマクロとミクロの話をしてきました。一回目はマクロとミクロは同じ事象が正反対にひっくり返ってしまうという話(第169回東洋的思考の極意2)、二回目はマクロは不可視でミクロは可視だという話(第170回気血)をしました。今回はまとめという形でマクロとミクロから男性と女性について考えたいと思います。
マクロとミクロは正反対にひっくり返る、ミクロは目に見えるがマクロは目に見えない、これから学べる事は「目先の事に囚われると未来に失敗する」ということなのです。
目先の事は目に見える事象ですからミクロ的世界です。未来の事象は目に見えませんからマクロ的世界です。
目先の利益や旨い話に乗ると必ず失敗しますし、目先のリスクを嫌がって諦めると良い未来はありません。

先天的には女性はミクロの視点、男性はマクロの視点を持っています。ですから女性は周囲の事によく気が付き、几帳面で細やかです。これに比べて男性は気遣いが足らず、探しものは下手くそ、使った物は片づけないので女性からよく怒られます。しかし社会という大きな事、眼には見えない将来的なことになると男性のマクロ的視点が必要になってきます。女性はミクロ的視点なので目先の事象で判断して失敗しやすいからです。
男女というものは役割分担できるように異なった眼を先天的に授けられています。もちろん男性の中にもミクロ的視点が鋭い人、女性の中にもマクロ的視点に長けている人は存在します。

見た目の印象としては、ミクロ的視点の人は頭が切れ、弁舌鋭く正論を言いますが、先が見えない決断に迷います。マクロ的視点の人は細かい事には鈍感で、自信があっても根拠が無さそうですが、決断すれば大抵その通りに事が進みます。政治家はマクロ的視点が必要なのですが、最近はミクロ的視点の人が人気者になりやすいため、選挙ではよく見極める必要があります。
鍼灸治療も同じで、マクロ的視点で診察しないと失敗します。「深い病が浅くなったため別の症状が出たのだ」「足の痺れが良くなったから腰痛が目立ってきたのだ」というように、目先の一時的な症状に一喜一憂せず、色々あっても全体的に右上がりかどうかを見極めるマクロ的視点を持たないと、いつまで経っても治療法が定まりません。

男女というものは能力の優劣は無く、平等に生きる権利があります。しかし与えられた適、不適があります。そのため家庭的、社会的な役割りまで同等に行おうとすると必ず失敗します。男女はミクロ的には同じですが、マクロ的にはまったく別の働きをするものなのです。

2020.5.1

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