ケガの後遺症
過去にやった捻挫の箇所が時々うずく、筋肉痛がいつまでも治らないといった症状を訴える方がいます。重症を除き筋組織などの損傷は6週前後で回復しますが、あまり長引くために病院で精査する方もいます。しかし大抵は特別な原因は見つかりません。これら外傷や負荷で起こった痛みが治りにくいのには意外なことが原因になっている場合が多々あります。それは甘味と冷えです。
膝や肩の痛みが治りにくい人が、一年中アイスクリームを食べていたり、お菓子を食べている話をよく聞きます。甘味は筋を弛緩させます。ですから回復を遅らせるだけでなく、筋の適度な緊張も失い、ケガも起こしやすくなります。
東洋医学では「五行論」と言う考えから筋肉と甘味の相性の悪さがすぐ分かります。
難しい説明は省きますが、筋=緊 、甘=緩、と正反対の性質であると理解して下さい。
次に冷えの問題ですが、冷たい飲食物で胃腸を冷やしている人は、特に腰や膝など下半身の痛みを治りにくくしている事を実感しています。
それともう一つの冷えの問題として、外傷の処置に冷やし過ぎた場合です。よく捻挫や打撲の直後に局所を冷却する処置を行いますが、極度に冷たい温度で冷やしたり、炎症期が過ぎても冷湿布を張り続けていると、かえって熱を内に閉じ込め、芯部の鈍い痛みを残してしまいます。
膝や肩の痛みが治りにくい人が、一年中アイスクリームを食べていたり、お菓子を食べている話をよく聞きます。甘味は筋を弛緩させます。ですから回復を遅らせるだけでなく、筋の適度な緊張も失い、ケガも起こしやすくなります。
東洋医学では「五行論」と言う考えから筋肉と甘味の相性の悪さがすぐ分かります。
難しい説明は省きますが、筋=緊 、甘=緩、と正反対の性質であると理解して下さい。
次に冷えの問題ですが、冷たい飲食物で胃腸を冷やしている人は、特に腰や膝など下半身の痛みを治りにくくしている事を実感しています。
それともう一つの冷えの問題として、外傷の処置に冷やし過ぎた場合です。よく捻挫や打撲の直後に局所を冷却する処置を行いますが、極度に冷たい温度で冷やしたり、炎症期が過ぎても冷湿布を張り続けていると、かえって熱を内に閉じ込め、芯部の鈍い痛みを残してしまいます。